デコパージュの歴史

デコパージュとは仏語の「デクーペ(切り抜く)」が語源のクラフトです。
17世紀、貿易の時代に東方より漆や蒔絵などの工芸品がヨーロッパに渡り上級貴族社会で珍重されました。
ただそれは大変高価であったため、イタリア ヴェニスの家具職人が模倣、作品を作ったことでヨーロッパ全土で人気を博します。
貴族社会でも夫たちが狩や戦に出かける時、マダム・ポンパドル、マリーアントワネットなど貴婦人たちがサロンで製作を楽しんだとも言われています。
20世紀に入り、アメリカに渡ったデコパージュは印刷技術の発達や化学薬品が開発され、改めてヨーロッパや日本に手軽に楽しめるクラフトとして伝わりました。

デコパージュとは

デコパージュは語源の通りあなたの感覚によってハサミやカッターを使って作るアートです。
アイデア次第で素晴らしい芸術作品が無限に作られます。
デコパージュ専用プリントの他、お好みの絵画のコピーや包装紙など好みのプリントを木や金属、ガラスなど、何にでも貼ることができます。
技法によって少し違いがありますが、大きくは4つの工程で制作します。

① 素材を磨く(サンドペーパー)

② 素材に色を塗る

③ プリントをカットして貼る

④ 上塗りニスを塗る

また、古くなった素材をデコパージュの技法を使いリメイクをして、新たな命を吹き込み素材を使い続け、エコを考える「デコロジー」も魅力です。

デコパージュと私

私がデコパージュと出会ったのは当時勤務していた関西のTV局。主婦に趣味を紹介する番組でのことです。
その輝くゴージャスな作品を見た感激は今も忘れられません。
後に一生のライフワークにしようと学び続け35年。今もなおその製作の意欲と興味は増すばかりです。

そんなトキメキのクラフトを1人でも多くの方々に知っていただき、共に作品作りを楽しみにしたいと思っています。
物作りの幸せは試行錯誤して自分の手で作り上げた達成感です。
そのお手伝いが私にできれば幸いです。

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